17世紀初頭、琉球五偉人の一人に数えられる儀間真常が、中国から黒糖の製法を導入して、琉球全域に広めました。以降、黒糖は琉球の重要な輸出品として大切にあつかわれてきました。浦添をはじめ、各地の集落にはたくさんのサーターヤーが軒を連ねていました。
そんな琉球王国の経済を支える基幹作物であった黒糖を、ふわふわのわたあめにしたのが浦添市勢理客にある「垣花食品」です。黒糖をわたあめにするという独自技術の開発に成功し、県内お祭りの新定番として「黒糖わたあめ」は着実に浸透しつつあります。
材料は県産黒糖100％！普通のわたあめとは違い鼻からスーッと抜ける黒糖独特の香りと優しい甘みはやみつきになること請け合いです。
浦添から誕生した世にも珍しい黒糖わたあめをこの機会に一度味わってみませんか？